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現場のお話 Episode 2

皆さん、こんにちは!
日本福祉アカデミー 専任講師の佐藤です。
今回はまた現場のお話の続きをさせていただきたいと思います。
特養で介護員としてようやく慣れてきた頃ある日、
上司から呼ばれて告げられた一言が・・・
「佐藤くん、来月から〇〇のデイサービス行ってね。」
→佐藤「え!?」
「あ、相談員だから。」
→佐藤「えぇっ!!?」
というわけで寝耳に水な感じで
デイサービスへと移り、
生活相談員として働き始めたのですが・・・
デイで一番大変だったのは、“入浴介助”でした。
なんたって約30名ほどの
利用者の方(男女交代で)に
午前中の9:30~11:30の間に
お風呂に入っていただくのです。
もちろん、お一人お一人
しっかりと洗髪や体を洗うお手伝いも
しなければいけませんし、
事故の起きやすいお風呂場です。
ものすごく神経を張り詰めながら
介助をしてました(^-^;
そして、もう一つ大変だったのが
“レクリエーション(通称レク)”です。
やはり、せっかく通ってきていただいているので
より楽しんでいただくために、
手を変え、品を変え、
色んなレクを行いました。
しかもこう見えて
昔は極度のあがり症だったので、
一番初めにレクの進行をやった時、
マイクを持つ手が
プルプル震えていたのを
今でも思い出します。
※おかげさまでだいぶ人前には慣れました(笑)
そして、1日楽しんでいただくためには、
まず職員が楽しんでいなければ、と
毎日ロッカーで着替えをした瞬間から、
自分のテンションのスイッチを“ON”にして、
帰宅した瞬間に“OFF”にしていました。
ちなみにデイにいた経験の副産物として…
昔の歌(特に昭和初期)のレパートリーが増えました(笑)
Episode 3に続く…